猫沢の家S 完成しました。
猫沢の家S 完成しました。
お施主様が広島から、車で二日がかりで引っ越していらっしゃいました。
お疲れ様です。
外観は、おとなしい和風に仕上がりました。
玄関ポーチに桧の6寸角を使い、アクセントにしました。
玄関には桧の耳付きの無垢を使い、三本のふすまは、引きこめるようになり、
玄関土間から、直接畳の居間に上がれるようになります。
床の間は、桧の節ありの無垢で、床壁を仕上げ、
大切な山形の家から持ってきた稲穂が、自然に合うように仕上げました。
簡単な下がり壁にせず、屋久杉の幕板をアクセントに使いました。
最期の写真は、障子が天井をスライドするように作り、
夏は、ここから熱い空気が、二階の窓から出るようにして、
冬は、障子を閉めて、柔らかい明りが、天井から入るようにしました。
窓いっぱいに見える富士山と一緒に第二の人生を過ごしてください。